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お守り [日々]

お正月の帰省で
やっと幼なじみな親友に
病気のこと、手術のことを伝えた。

いつものようにおうちで飲みながら。
おふとんにはいりながら。
ほっこりと。でも淡々と。

人前で泣くたび
自分が弱くなっていく気がするので
誰の前でも泣かないと決めていた。
だから淡々と。でもたくさん聞いてもらった。

腫瘍がまだ小さい段階らしいというと
それはラッキーだったねと。
私と同じ感覚に安堵。

翌日か翌々日か
初詣の予定を繰り上げて
私のお守りを買いにいってくれたそう。
…でも、
買ってすぐに落としてしまったと涙声。

お守りを買ってお参りしてくれた話の時点で
うるうるとしてしまったけれどもちこたえ。

貴女らしいと大笑い。厄落とし完了だねと。
大きな厄だったので
きっと神様がすぐに落としてくれたのだと。

気持ちのもちよう。ケ・セラセラセラセラ。
心配してくれるみんなの気持ちそのものが
私のお守りなのだと気がついた。

もちろん内緒にしているとはいえ、
笑って過ごせる友人の存在もお守りにかわりなく。
家族も親族もまた。

人はひとりでは生きていないし、生きていけない。
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