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最期の晩餐 [食事]

と、称して術前はフレンチや薬膳、懐石料理などなど。
術後、とうぶん食べられなくなることを想定して
普段(でも)食べないような贅沢な晩餐はしご。
もちろんお酒もゴクゴク。
膵臓…とはいえ、お酒や食生活由来の病気ではないという言い訳のもと。
何回、最期があんねん!と自らつっこみを入れながら。

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そんなこんなな
食いしん坊&酒飲み体質ゆえ、食事のことが最大の心配ごと。
術前にナーバスな気持ちになったのは決まって
「もう、こんな楽しい美味しい場には集えないかも」なときだった気が。


現在、術後約4ヶ月。
1ヶ月ほど前から、NG食もあれこれ食べるようになり
先日はフライにも挑戦。少しおなかにゆるっときたけれど。

イカやタコ、海草類などはできるだけ小さく刻んで食べる。
キノコ類も最初はそうしていたけれど今や咀嚼で乗り切る感じ。

私が思っていたよりも早い段階で食事の種類は元に戻ってきたかしら。
あとは量や背面痛、おなかの具合との相談だけれども。
体重もさらに減っているので課題は盛りだくさん。


先日、ずっと怖くて聞けなかったことをK先生に質問。
ダメとはいわない先生であることを小耳には挟んでいたけれど。

わたし「(おそるおそる)先生、お酒って飲んでいいんですか?」
K先生「飲んでいいかと聞かれると、私はダメとはいいません」
わたし「(;´Д`)」
K先生「それで食欲が増して、ごはんが美味しく食べられるなら。
    病院食にもそんな(食欲増進)メニューがあって、赤ワインがでるところもあるんですよ」
わたし「ヽ(´ー`)ノ」
K先生「ただし酔っぱらわない程度に、少しだけね。膵臓を切っていますから」
わたし「(`・ω・´)ゞ」
K先生「少しでも酔うからね」

と、ものすごーく消極的な(私としては)飲んでOKをいただけニッコリ。
別にすぐに飲みたいというわけではなかったのだけれど。
なんとなくお守り代わりにしたくって。

そしてついに昨日!術後初、じつに4ヶ月ぶりに飲んじゃいました。
何回あんねん!な快気祝いと称して。

血糖値のこともあるし、度数も控えなきゃと思い
芋焼酎の水割りをちびり、ちびり。ちびり、ちびり。
2〜3時間かけて1杯を。
その間に5倍くらいお水を飲んで薄めながら。

ふんわり懐かしい酔い心地にテンションあがるね美味しいね。
悪友がもうやめとけとセーブしてくれなかったら
もう1杯ぐらい飲んでいたかも。あぶなかった。

…帰宅後…
いつも食後に張りつくような違和感のある左背面(たぶん膵臓あたり)に…
軽くしびれた感覚が。にゃーヽ(;´Д`)ノなんだこれは!
どきどきしながら寝たら、朝には直っていてひと安心。

でも怖いので、お酒はやっぱりとうぶんやめておこう。そうしよう。
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コメント 8

アケビ

こんばんにゃ^^
あまりにもタイムリーな話題で食いつきました!
実は私もお酒好きなんですよ~
インスリン使ってるのにてすよ。。。
いけないって言われるとものすごくストレスで
かと言って好きなだけ飲めば?って言われても切なくって・・・

もう病歴長いですけど膵臓切ってるし肝臓ももう何回も・・・なので厳しい先生ならダメだって言うんでしょうね~
それをわかった上で 私呑んでます。

最近、原因不明のだるさがひどいのですけどあれはもしかしたら昨夜のワインの余韻? 毎日飲むのはやめにしよう・・・と思います(*´д`*)
by アケビ (2013-05-25 22:54) 

myu

アケビさん こんにちわんこ^^

アケビさんも酒人でしたか〜。
膵臓も肝臓も。そして血糖値も酒人には厳しいところばかり。

自己責任で、
たまにはハメをはずしてもいいルールですよね!
でないと制約の多いなか、ストレスたまりますよね。

主治医は優しい&自主性にまかせる!という方ですが
あまりひどいとたぶんスパルタに変貌するかと思います。
なのでおとなしめに。笑

焼酎やウイスキーは糖質がないのでいいらしいですね。
“いい”という表現もおかしいですが。
最近は低糖質&糖質オフなものばかり目がいきます。


お酒はほどほどだと百薬の長といいますが
百獣の王なみに飲むと健康な人でもNGですよね。

ほどほどはコップ一杯かしら?おちょこ1杯かしら?
夜ごとワインを…何杯お飲みですか?笑

お大事にしてくださいね。
by myu (2013-05-26 12:03) 

アケビ

うひゃひゃまた来ました~!
ワインはね~グラス一杯だけにしようと思うのにおかわりしちゃうw
冷蔵庫には3リットルのボックスで好きな白ワインがボタン押すだけで注げちゃう♪
これがいけないんですよねぇ!冷蔵庫内にワインの蛇口があるんですから(*´∀`*)って喜んではいけませんな!
焼酎は何故か苦手なんですけどウイスキーは若い頃の思い出があるので好きですね♫
薄い水割りにしてホワイトでも飲もうかしら?雰囲気だけでも気分がいいんですよね!
myuさんもご自愛くださいね^^
by アケビ (2013-05-26 13:58) 

myu

アケビさ〜ん
酒好きゆえに、おかわり心理がよくわかります。w
しかもボタンを押せば出てくるなんて。
飲む態勢整いすぎです〜。

かくいう私は…今日はかねてより予定していた
日本酒イベントに参加して…懲りずに少し飲みました。
(40ml×2杯)
少量だし。先日のしびれは何かの間違いではないかと願いつつ。笑

本日の結果は…背中に…軽いしびれと鈍痛が。
にゃーヽ(;´Д`)ノ。
やっぱり飲酒はもう少しあとにします〜。ほんまかいな!


薄めで、少量で、雰囲気だけ楽しめればいいですね。
酒飲みの課題もてんこ盛りですね〜。
by myu (2013-05-26 20:49) 

サリー

K先生って、なかなか良い先生ですよね。
そういえば、いろいろな方から、K先生のお話は聞きますが、
みなさん「良い先生」という感想で、悪い噂は聞きませんね。(笑)
私も良い先生だという感想です。(^_^)

私は小腸なので、お酒は特に制限はないけれど、
やっぱり「控えめに」とは言われてます。
以前、20名ほどで居酒屋に行ったら、
GI-NETグループは、結構飲む人多かったですが、
P-NETグループは、ノンアルコールビールの方が
多かったです。

結局は、お酒は自己責任ですよね。
先生方は、治療はしなきゃいけないけど、苦しむのは
患者自身ですしね。
by サリー (2013-05-26 21:36) 

myu

サリーさんも治験の件でお話されたんですよね。
私も誰に対しても終始穏やかだった記憶しかありません。
でも深刻なときはスパルタになるという噂も。

悪い?といえば、
つねに親身で丁寧に説明をしてくださるので
外来で1時間〜2時間待ちが普通なことでしょうか。笑

そうですね。お酒も、なんならライフスタイルごと自己責任。
先生がいいっていったから飲んだ!飲み過ぎて苦しいなんて
子どもみたいな言い訳はききませんよね。(^_-)☆

手術などで内臓機能も低下しているので
どの臓器でもやはり控えめが基本なのですよね。

痛みや不快感に慣れてしまい暴走しないようにしなければ。
by myu (2013-05-26 22:54) 

サリー

治験は、条件に合わなくて即アウト!だったんですが、
診察の最後の時間にしていただいたため、いろいろ相談に
のっていただきました。

なんぼ仏のK先生でも、患者さんの命に関わるときには
鬼にならんとアカンときもあるんでしょうね。

お酒は、持病のない人でも、控えめが良いんでしょうね。
わたしも、たまに&ほどほどにを守っています。
自分の体は、自分で守らないとね!
by サリー (2013-05-27 09:28) 

myu

サリーさん

自分で守る!その通りですね。
先日の内分泌腫瘍のメディカル雑誌、
少しずつ読み進めています。
既に知っていることもあり、新しい発見もあり。

先生まかせにならず
自分の病気を理解することって大事だなぁと思いました。
情報ありがとうございました。

と、朝からマジレスしてみました^^

お酒はおいおい、様子をみながら。
やっぱり飲むとは思います〜。笑
by myu (2013-05-28 10:39) 

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