私も見たいーーー！（PTCD編）

手術直後の、
切りたてほやほやの切除部分を見たいとお願いしたのは私です。
http://amy-t.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06

どうしても自分の目で確かめないと気が済まない性格で
次に私も見たいと切にお願いしたのがPTCD処置の様子。
（経皮経肝胆道ドレナージ＝
percutaneous transheptatic cholangio drainageの略）

特殊な細さの胆管による縫合部の浮腫により
胆汁がせき止められて術後はすっかり黄色い黄疸の人。
もっとも懸念されていた膵液漏や胆汁漏、縫合不全ではなく
逆に、浮腫により胆汁が流れなかったという。

経皮経肝胆道ドレナージとは文字通り
皮膚（肋骨の間）を経て、肝臓を経由し
胆道にワイヤーやチューブ（カテーテル）を通して排出する処置で
初回は外科医の仕事ではなく別の専門医（誰か忘れた）の手技によるもの。

レントゲンテレビ室で
局所麻酔され（3〜4本打つのだけど2本目までがものすごく痛い！涙）
モニターを指さしつつ研修医に説明しながら
なにやら処置を進めているのだけど
肝心のモニターは私の頭の上でまったく見えず。

そのうちメスで切開＆
血がつーっと流れる生暖かくも鈍い感覚が…（麻酔で痛くはない）
なんか刺してますね…奥のほうに…。
「なに？なにやってんの？なに？なに？私にも見せて！」
とは、さすがに初見の先生には言えず…研修医への説明を頼りに妄想。

なにをやっているのかわからないって、ほんとうに怖い。
とかなんとか耐えているうちに刺さった感満タンで処置も無事終了。

見守ってくれてたK先生とレジデントH先生と一緒に
よろよろと病室に戻るエレベーターの中で
意識があるのに見えないのがいかに恐怖かを力説！

以降チューブの入替えは、すべてK先生の担当だったのだけど
この力説によりテレビモニターを私に見えるようにしてくれて
見える？見える？と確認してくださるように。笑
わがまま＆意味不明な患者ですみません。ありがたや。

ひとすじ縄ではいかない極細胆管のおかげで
このあと9回ぐらいレントゲンテレビ室に通うことになり…
どこかにも書いたけど、好奇心も満足ついでに、
「指導医になれるね！」とK先生に言わしめたほど
手順もモニターの見方もなんとなく把握できるまでに。
はい完全に無駄な知識です。

そしてついに来週、
9ヵ月も埋め込まれていたチューブくんの抜去が決定。ヽ(´ー`)ﾉ

毎日、あくびや深呼吸、寝返りのたび
存在感をびしばしアピールし続けてくれたチューブくん。
結構、骨や内臓に響いて痛かったのだよ。
さらばチューブくん！ありがとうチューブくん！
胆管は独り立ちします。
なにごともなく無事にすむことを祈りつつ。

またモニター見せてもーらおっと♪

コメント 10

無事、抜管を祈念いたしております！
長いお付き合いでしたねえ。
くちこは膵液瘻の管でしたが、半べそで抜いてとお願いしましたよ。
今までご苦労様でした。
ＮＥＴ集会で痛感したのですが、私たちってヒヨコだよね。
by くちかずこ (2013-11-13 18:27) 

覚えていますか？かなです。2度目のコメントです。ずっとブログ読んでいましたがタブレットだとコメント書くのおっくうで、しばらく更新がなかった時期はどうしたのかと心配すらしていました。

おかげさまで私もぼちぼち元気に過ごしています。私はがんだったし体重がマイナス14キロで松田聖子ほどになって、それこそ友達、親戚が心配して会いにきてくれたのですが、前とほとんど変わらない元気さとうるささと食欲で皆さんの心配を覆しています。

自営なのでその間収入がないので(^_^;)つらいんですよが、それこそ再発率の高い病気ということで元気なうちにと夫と二人で11日間の以前住んでいたドイツにも行ってきました。今も思い出に浸って幸せな毎日過ごしています。

チューブは外来でヒューと抜きましたか？9ヶ月もたつと癒着したりして大変なのかしら？私が3ヶ月さしたチューブを抜いたときは抜糸よりも痛みがなくて簡単でした。チューブ抜きのブログ楽しみにしてます。
by かな (2013-11-15 12:55) 

くちこさん
極細胆管はひと一倍手強いようです。＾＾；
現在、入院3日目。
さくっと抜いて土曜には帰れると思ったら…
なにをおっしゃるうさぎさん。
容態急変という前科持ちの胆管なので
先生も慎重に対処してくださっているようです。
もうひといきがんばります〜♪
by myu (2013-11-15 13:39) 

かなさん
いつも読んでくださりありがとうございます。
ご心配までしていただき感謝です。

お元気そうでなにより(*^_^*)
私も術後五ヶ月で旅行デビューしてから
自信がついてあちこち出ています。

ドイツ旅行、素敵ですね。
すんでいたのならなおさら想い出いっぱいですね。

もりもり食べて、楽しくおしゃべりして
シアワセな気分にひたる毎日、それが一番ですよね〜。

私も術後13キロほど減りました(^_^;)
最初はしんどかったですがようやくなれてきました。
病気は違えど同じ手術仲間！
これからもよろしくお願いします。

胆管チューブ…ええ、ええ、9ヶ月近くささっていると
いろいろ、ありまして…。次の更新をお待ちください。笑
by myu (2013-11-15 13:48) 

えーーーー、みんな痩せたんだねえ。
くちこは、８センチもの腫瘍と十二指腸や胆嚢を切り取ったのに、４Kgしか減らなかったよ。
そこから体重は不動です。
今、167cmの52Kg。
手足は、細くなったけれど、何故がお腹は引っ込んでいない。
何故？と今度、愛しの外科医長に聞いてみようと思っています。
by くちかずこ (2013-11-17 15:09) 

くちこさん
同じ手術なのに、ほんと、人それぞれですね。
ま、私の場合ベースがでかかっただけですが。
くちこさんと同じくらいです！

そして同じくお腹は(-_-)
ええ、これは人間の保護機能ですよ。
大事な子宮をまもる脂肪は
そうやすやすとは手放さない…。笑
by myu (2013-11-18 20:38) 

ええぇー！？PTCD、やってるところ見たいとゆー余裕ありましたかっ！？Σ(￣。￣ﾉ)ﾉmyuさんすごい！
確かに表面は麻酔効いてますが、中は効いてないし…すんなり入るものでもないし、なんとも言えない圧迫感と痛みで私はもう余裕これっぽっちもありませんでしたよ(ノ_＜)
耐える為に変なところに力が入ったのか、終わった後は首とか肩とか色んなところが痛くなりました。。。

それにしても、長い付き合いだったチューブが抜けてよかったですね！
色々大変だったようですしまだ違和感あるようですが、それも時間薬ですよ☆
これからは身軽にエンジョイ♫ですね(^_−)−☆
by シャンシャン (2013-12-03 14:59) 

シャンシャンさん
おひさしぶりです〜＾＾♪
痛みの前に好奇心が先にたっていたようです。
胆管が細かったため、
初回は細めのをいれたのでマシだったのかも？
シャンシャンさんは胆汁を飲まされたのでしたよね！
（ちょっと経験してみたかったです…不謹慎ですみません）

思った以上に長くささってましたが
ようやくすっきりしました。
違和感もだいぶマシになってきました。

最初にシャンシャンさんのブログにたどりついて
勇気をいただいてから、一年と少したちましたよ。
その節は、ありがとうございました。

ブログ更新楽しみにしていますよー。
by myu (2013-12-04 01:36) 

そうそう、胆汁…飲みましたねぇ。
コーラやら蜂蜜やらりんごジュースなどで割りながら…。。(^◇^;)笑
皆飲むもんなんだと思ってましたよー。myuさんは、飲まずに薬でなんとかしたんでしたっけ？？

私のあんなブログで少しでも役に立ったのなら、ほんと幸いです。
最近はなかなか更新できてませんが、昨日久しぶりに書きました！
これからも時々思い出したように書くと思うので、たまに覗いてやって下さいf^_^;)
by シャンシャン (2013-12-07 12:49) 

シャンシャンさん
私はかわりにビタミンKシロップ服用ですみました。
看護師さんに胆汁を飲む話を聞いたら
以前は飲んでいたそうですよ。利にはかなっているようですが…
かなり苦いらしいとのことでした。＾＾；
シャンシャンさん貴重な経験をされましたよね。
by myu (2013-12-09 00:36)