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PTCDチューブ発掘 [PTCD]

先日、ついに9ヵ月寄り添ったPTCDチューブくんとお別れ。

容態急変やら胆汁漏れまくりやら
本手術後よりも大変で思い出深い日々もようやく終演。

しかも前科持ち胆管ゆえ一回ではなく2段階で抜去の刑と
最後までドラスティック(大げさ)。

局所麻酔の注射は相変わらず痛すぎるのは言うまでもなく。
まずは皮下に埋め込んだチューブ先端を引き出す第一段階。

がぁ!…チューブは引き出せたものの、
先端をクランプしていた小さなキャップ(緑色)が
体内に取り残されるというハプニングがっ!
キャップにお肉がまいて(?)いたみたいで
「人間のからだってすごいね、異物を取り込もうとしてるんだよ」と
新人研修医くんに見せながらK先生が説明してはった。

先生、それ私も見たいです!
けれどさすがに胸の下に埋まってるので見えるわけもなく。

最初は後でとろうと放置しかけたK先生も
意を決してぐりぐり、ごりごり…ぐりぐり、ごりごり…ヽ(;´Д`)ノ
キャップと闘う先生、見えないジレンマと闘う私。
文字通り身をえぐられる思いの中(麻酔が効いているので痛くない)
数分の掘り起こし作業のち発掘完了。

さらに引き出しただけで終わるはずが
チューブ先端に汚れ(胆汁にまじった血の塊とか?)も
体積してるのでと、数日だけども新しいチューブくんに一旦交換。

9ヵ月もささっているといろいろあるのね…。

このとき先生がチューブ経を10か12どっちだったか
迷っていたのだけれど
私はこころの中で、センセー10です10!と思っていたら
引き出したチューブと新品を比べながら12だねと。

あれ?そうでしたっけ?一回り太いのにしようぜーと
いったけど入らなくてあきらめませんでしたっけ?
私の勘違い?とさらにこころの中でつぶやきまくりながらも
大人しく先生に身を任せることに。

で、入替えはというと…
、、、いっ、、、、痛い、、、痛すぎる。
胆管を通過するときのぎゅーっと押されるこの感覚、
やっぱ太いのじゃないでしょうかセンセー?(・・、)

私は今でも先生が確信犯的にこっそりと
ひとまわり太いのにしたと(;¬_¬)疑っている。
真相はGOD KNOWS。結果ALL RIGHTということで。

第一段階終了のちチューブはささったまま数日様子見。
2回目の血液検査がいまいちだったため
再びバルーンを使うか少しチューブを引き上げる
処置もあるかもと言われ…。さすがにこれには凹み
もしかしたら埋め戻しなんてこともあるかもと
不安に包まれ…ひと粒だけ夜泣き。

とかなんといってるうちに3回目の血液検査クリアで
あっさりチューブ抜去。ぱちぱちぱち。

ドレーンと同じで縫わないのにもびっくりしたけれど
あっというまの出来事すぎて、
一瞬何が起こったのかわからなかったくらい。
私とチューブくんの9ヵ月はあっさりカーテンコール。

チューブ抜去で10日以上がすぎたけれど
なぜか残存感があり、いまだ深呼吸やあくびのたびに
肋骨あたりがひびいて痛いのだけれども。
これも日にち薬なのでしょうね。

今後、胆管狭窄に関しては疾患によるものではないので
とくに気をつけようがなさそう…
暴飲暴食はもってのほかなのだけれど。むむっ。
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