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けーひけーかんたんかんどれなーじ [PTCD]

早口言葉ではありません。経皮経肝胆管ドレナージ。
詳しくは私も見たいPTCD編をご参照ください。
http://amy-t.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07

私のブログにたどりついてくださる方の
検索ワードは膵頭十二指腸切除術がだんとつ。
ついで多いのがPTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)だったりする。
(神経内分泌腫瘍は少ない)

この一年は、
胆管にはじまり胆管につづく…と言っても過言ではないくらい
本来の病気や本手術よりも悩ましい胆管問題。

チューブが刺さっているときは肋骨あたりに響いて痛み
ようやく抜去で晴れて自由の身になったのに…
今もなお新たななぞの痛みとして…毎日もだえてる。(-_-)

ご参考までにPTCD発掘編
http://amy-t.blog.so-net.ne.jp/2013-11-30

PTCDの後遺症かなとあれこれぐぐってみるけれど
そんな情報やブログに行き当たらないのであえて
PTCDでたどりついてくださった方に聞いてみたい。

チューブ抜去後…胆管あたりもしくは右脇腹あたり…痛くないですか?

例えるならば小指大より少し小さめの石が内側に詰まってて
あくびや深呼吸、しゃっくりのたび(瞬間的)に激痛が走る感じ。

経過としては
抜去後も残っていた痛みも徐々にひいてきていたのに
12月末のある日…寝起きばなに
上記にある仮説の石が胆管を通過するような激痛が。ぎぎぎぎ。
以降、あくびや深呼…省略。

さらに1月末にも同じく寝起きばなに
今度は胆管から右脇腹付近に石が移動したような激痛が。うっ。
以降、あくびや…省略。

立っている時や座っているときはあまり痛くないのだけど
横になっているときにあくび…省略…時の激痛感はハンパなく。

胆のうがないので胆石の可能性はゼロ。
腎臓があるので腎結石という場合もなきにしも。
いっしゅん肋間神経痛?なんて疑ってみたり。←素人判断。w
ちなみに血液検査で炎症反応はなし。

痛みは患部や近くではなく
つながっている遠くの神経に飛ぶこともあるそうだけれど。

なんでかなー?なんでだろー?とセンセと首をかしげつつ。
次回エコー検査に持ち越しとなっている。

いやほんま、これなんでしょう?
最近は膵臓あたりも痛いのだけど…。ヽ(;´Д`)ノ

PTCDチューブ発掘 [PTCD]

先日、ついに9ヵ月寄り添ったPTCDチューブくんとお別れ。

容態急変やら胆汁漏れまくりやら
本手術後よりも大変で思い出深い日々もようやく終演。

しかも前科持ち胆管ゆえ一回ではなく2段階で抜去の刑と
最後までドラスティック(大げさ)。

局所麻酔の注射は相変わらず痛すぎるのは言うまでもなく。
まずは皮下に埋め込んだチューブ先端を引き出す第一段階。

がぁ!…チューブは引き出せたものの、
先端をクランプしていた小さなキャップ(緑色)が
体内に取り残されるというハプニングがっ!
キャップにお肉がまいて(?)いたみたいで
「人間のからだってすごいね、異物を取り込もうとしてるんだよ」と
新人研修医くんに見せながらK先生が説明してはった。

先生、それ私も見たいです!
けれどさすがに胸の下に埋まってるので見えるわけもなく。

最初は後でとろうと放置しかけたK先生も
意を決してぐりぐり、ごりごり…ぐりぐり、ごりごり…ヽ(;´Д`)ノ
キャップと闘う先生、見えないジレンマと闘う私。
文字通り身をえぐられる思いの中(麻酔が効いているので痛くない)
数分の掘り起こし作業のち発掘完了。

さらに引き出しただけで終わるはずが
チューブ先端に汚れ(胆汁にまじった血の塊とか?)も
体積してるのでと、数日だけども新しいチューブくんに一旦交換。

9ヵ月もささっているといろいろあるのね…。

このとき先生がチューブ経を10か12どっちだったか
迷っていたのだけれど
私はこころの中で、センセー10です10!と思っていたら
引き出したチューブと新品を比べながら12だねと。

あれ?そうでしたっけ?一回り太いのにしようぜーと
いったけど入らなくてあきらめませんでしたっけ?
私の勘違い?とさらにこころの中でつぶやきまくりながらも
大人しく先生に身を任せることに。

で、入替えはというと…
、、、いっ、、、、痛い、、、痛すぎる。
胆管を通過するときのぎゅーっと押されるこの感覚、
やっぱ太いのじゃないでしょうかセンセー?(・・、)

私は今でも先生が確信犯的にこっそりと
ひとまわり太いのにしたと(;¬_¬)疑っている。
真相はGOD KNOWS。結果ALL RIGHTということで。

第一段階終了のちチューブはささったまま数日様子見。
2回目の血液検査がいまいちだったため
再びバルーンを使うか少しチューブを引き上げる
処置もあるかもと言われ…。さすがにこれには凹み
もしかしたら埋め戻しなんてこともあるかもと
不安に包まれ…ひと粒だけ夜泣き。

とかなんといってるうちに3回目の血液検査クリアで
あっさりチューブ抜去。ぱちぱちぱち。

ドレーンと同じで縫わないのにもびっくりしたけれど
あっというまの出来事すぎて、
一瞬何が起こったのかわからなかったくらい。
私とチューブくんの9ヵ月はあっさりカーテンコール。

チューブ抜去で10日以上がすぎたけれど
なぜか残存感があり、いまだ深呼吸やあくびのたびに
肋骨あたりがひびいて痛いのだけれども。
これも日にち薬なのでしょうね。

今後、胆管狭窄に関しては疾患によるものではないので
とくに気をつけようがなさそう…
暴飲暴食はもってのほかなのだけれど。むむっ。

私も見たいーーー!(PTCD編) [PTCD]

手術直後の、
切りたてほやほやの切除部分を見たいとお願いしたのは私です。
http://amy-t.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06

どうしても自分の目で確かめないと気が済まない性格で
次に私も見たいと切にお願いしたのがPTCD処置の様子。
(経皮経肝胆道ドレナージ=
percutaneous transheptatic cholangio drainageの略)

特殊な細さの胆管による縫合部の浮腫により
胆汁がせき止められて術後はすっかり黄色い黄疸の人。
もっとも懸念されていた膵液漏や胆汁漏、縫合不全ではなく
逆に、浮腫により胆汁が流れなかったという。

経皮経肝胆道ドレナージとは文字通り
皮膚(肋骨の間)を経て、肝臓を経由し
胆道にワイヤーやチューブ(カテーテル)を通して排出する処置で
初回は外科医の仕事ではなく別の専門医(誰か忘れた)の手技によるもの。

レントゲンテレビ室で
局所麻酔され(3〜4本打つのだけど2本目までがものすごく痛い!涙)
モニターを指さしつつ研修医に説明しながら
なにやら処置を進めているのだけど
肝心のモニターは私の頭の上でまったく見えず。

そのうちメスで切開&
血がつーっと流れる生暖かくも鈍い感覚が…(麻酔で痛くはない)
なんか刺してますね…奥のほうに…。
「なに?なにやってんの?なに?なに?私にも見せて!」
とは、さすがに初見の先生には言えず…研修医への説明を頼りに妄想。

なにをやっているのかわからないって、ほんとうに怖い。
とかなんとか耐えているうちに刺さった感満タンで処置も無事終了。

見守ってくれてたK先生とレジデントH先生と一緒に
よろよろと病室に戻るエレベーターの中で
意識があるのに見えないのがいかに恐怖かを力説!

以降チューブの入替えは、すべてK先生の担当だったのだけど
この力説によりテレビモニターを私に見えるようにしてくれて
見える?見える?と確認してくださるように。笑
わがまま&意味不明な患者ですみません。ありがたや。

ひとすじ縄ではいかない極細胆管のおかげで
このあと9回ぐらいレントゲンテレビ室に通うことになり…
どこかにも書いたけど、好奇心も満足ついでに、
「指導医になれるね!」とK先生に言わしめたほど
手順もモニターの見方もなんとなく把握できるまでに。
はい完全に無駄な知識です。

そしてついに来週、
9ヵ月も埋め込まれていたチューブくんの抜去が決定。ヽ(´ー`)ノ

毎日、あくびや深呼吸、寝返りのたび
存在感をびしばしアピールし続けてくれたチューブくん。
結構、骨や内臓に響いて痛かったのだよ。
さらばチューブくん!ありがとうチューブくん!
胆管は独り立ちします。
なにごともなく無事にすむことを祈りつつ。

またモニター見せてもーらおっと♪

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